
これまで以上に
自由な発想で釣りを楽しむ
それが「&beat」
beat創設者・大貝俊也が提唱した「be free from style = 形にとらわれない」という理念を受け継ぎ、大貝と親交が深かった村上晴彦を総合プロデューサーに迎え、beatの正当な継承者である、プロスタッフ・大橋正義を中心に、これまで以上に形にとらわれることなく、自由に新たな道を拓く。これが我々「&beat」です。

総合プロデューサー
村上 晴彦
大貝さんと出会って、それまで私が抱いていたメタルジグ、ジギングロッド、そしてそれらを統べる「ジギング」への意識が大きく変わりました。いろんなことを教わっていた最中の2022年2月に大貝さんが急逝。大きな存在を失いました。しかし大貝さんが立ち上げた「beat」、その理念、生み出した、たくさん製品を伝承していく、そして楽しい釣りを続ける。これが大貝さんに対して私たちができる最大限のことと考え、若輩の身ではありますが総合プロデューサーとして活動していくこととなりました。beatはより自由に、&beatとして独自の道を進んでまいります。


「be free from style=形にとらわれない」
長年大手釣具メーカーの製品開発に携わるなかで「自分が使いたいモノ」「自分が欲しいモノ」「世の中にないモノ」これらを自由に造るために「beat」を立ち上げました。ビルダーであり、アングラーでもある独自の視点と経験からさまざまなアイテムを生み出してきました。…
2011年
大貝俊也がジギングメーカー・beat設立
2011年
初製品となるメタルジグ『ジグレイ』『グレイトレイ』をリリース
2012年
『ブースエフ』がリリース。大ヒットを記録してbeatの名がジギング界へ浸透
2013年
画期的な高感度ジギングロッド「プロパゲート」を開発、リリースしジギングシーンに新しい流れを生み出し、その動きは毎年のように続く。
2021年
株式会社ISSEIとの製品共同開発『海太郎 ネコシャフトIU×BT-73ULS』をリリース
2022年
大貝俊也 逝去
2023年
株式会社isseiへ製品製造権利、業務譲渡
2024年
株式会社issei 村上晴彦が総合プロデューサーに就任、&beat × issei として始動
名称 | 株式会社beat |
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所在地 | 滋賀県大津市堅田1丁目17-7 マリーナマンション堅田1F |
TEL | 077-572-8908 |
FAX | 077-572-8909 |
CONTACT |
beatを立ち上げるまで私は長年、大手メーカーのルアー開発に携わっていました。
どのメーカーの製品を造るにあたっても揺るがなかったのは「アングラーとして欲しいものを作りたい」という考えでした。
しかし、大手メーカーの製品化はさまざまな制約、制限があり、形にできないまま終わってしまったものも多くありました。
それならば「自分が使いたいモノ」「自分が欲しいモノ」「世の中にないモノ」これらを自由に造ろうと思い、beatを立ち上げました。
beatを立ち上げて一番メリットになったことは、構想から製造までをスピーディーに進められることでした。
船の上で感じたことをすぐにルアーへ投影してカタチにする。
製品化までの工程を効率的に行うことで、どこよりも迅速な開発速度とbeatならではの開発力を手にすることができたのです。
とはいえ、メタルジグのデザインは試行錯誤の末に完成に至るもので、机上の理論だけでは決して完成には到達しません。
ジグの形状、ウエイトバランス、ディテールからエッジのたち方だけでも、アクション、引き重り、潮がらみが異なるからです。
そのノウハウをデザイナーとして、アングラーとして蓄積し続けてきました。
その原動力になっているのは「釣りたい」という気持ちですが、デザイナーとしての長い開発経験があることも大きく関係しています。
余談ですが、私は釣りならなんでもやってきました。 鮎、ヘラ、チヌ、カジキ、もちろんエサ釣りもやります。
魚の習性や捕食条件などは、そういったさまざまな釣りで知ることができました。 それらで得た経験もbeatのジグには採用されています。
beatのメタルジグは、アクションの「残像」でターゲットを捕食へと誘導します。
魚の動体視力は、人間の55倍と言われています。人間にとっての一瞬の煌めきも、魚には残像として脳をダイレクトに刺激するのです。
この点を踏まえ、ジグの反転の仕方、フォールの仕方など、 魚がもっとも反応するように、残像を計算して開発しています。
心の底から納得のいくモノを造りたい。
自分が使いたい、釣れるジグを造るためにbeatを立ち上げたのだから、一切妥協はしたくない、このこだわりが結果として、beatのジグを手に取ってくださるアングラーのみなさまに喜びにつながるものと確信しています。
beatのジグは、私がルアーデザイナーとして、アングラーとして経験してきたことを形にしたものです。
ジギング、釣りを通して、みなさまのライフスタイルを豊かにするひとつのツール、キッカケとなれましたら大変うれしく思います。
大貝 俊也